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AI時代、仕事がなくなる人と残...
2026/1/18 11:21
AI時代、仕事がなくなる人と残る人の違い

「職種」ではなく、「判断に立ち続けられるか」が問われる時代に
「AIによってホワイトカラーの仕事がなくなるらしい」
この話題に、漠然とした不安を感じている人は多いと思います。
ただ、この不安の正体は
「AIが仕事を奪う」ことそのものではありません。
本質はもっと別のところにあります。
AIが奪うのは「職種」ではなく「役割の一部」
まず押さえておきたいのは、
AIは営業職やマーケ職を丸ごと消すわけではない、という点です。
実際に起きているのは、
定型的な資料作成
ルールに基づく判断
過去データからの推論
同じ説明を何度も繰り返す業務
こうした 「思考の下流工程」 から、急速にAIへ移行している、という現実です。
国際機関や調査では、
先進国では 約60%の仕事がAIの影響を受ける(Business Insiderより)
エントリーレベルのホワイトカラー業務は 最大50%が置き換え対象になる可能性(AI magazineより)
といった数字が示されています。
つまり、危機の正体は
「仕事がなくなる」ことではなく、
“考えなくても回る仕事”の価値が急速に下がることです。
それでも「営業一本」「マーケ一本」はなぜ危ういのか
ここで、よくある誤解があります。
「じゃあ営業力をもっと磨けばいい」
「マーケの専門性を深めれば生き残れる」
もちろん、これは間違いではありません。
ただし それだけでは足りなくなる確率が高い。
理由はシンプルです。
AIは、
営業トークの最適化
マーケ施策の自動生成
KPI改善の提案
といった “単一職能の最適化” を非常に得意とするからです。
営業一本、マーケ一本という構造は、
AIと真正面から競合しやすいポジションになりやすい。
ここで初めて、次の問いが浮かび上がります。
では、AI時代に価値が残る人材とは誰なのか?
本当に重要なのは「行動力」と「意志の強さ」
ここで強調したいのは、
単独スキルか複合スキルか、以前の問題があるということです。
AI時代においても、変わらず重要なのはこの2つです。
行動力
不完全でも動き、試し、修正できる力
意志の強さ
何を目指すかを自分で決め、ブレずに選び続ける力
これは、
営業一本でも
マーケ一本でも
PMMでも
すべての人に共通して必要な前提条件です。
行動しない人、決められない人は、
どんなスキル構成であってもAIに置き換えられます。
それでも「複合スキル」の方が有利な理由
では、なぜ「職種を跨いだ複合スキル」や「PMM的な役割」を重視するのか。
複合スキルを持つ人は、
営業視点で顧客を見る
マーケ視点で市場を捉える
プロダクト視点で制約を理解する
というように、
判断の材料を自分の中で統合できます。
これはAIが最も苦手とする領域です。
AIは「最適解」を出すことはできても、
どの判断を優先するか
何を捨てるか
組織としてどこに賭けるか
といった 文脈と責任を伴う意思決定は担えません。
正確には、AIは意思決定を「支援」することはできても、
その正しさを担保することはできません。
なぜなら、AIが導く結論は、どの情報を与え、どの前提で使うかという「人の判断」に強く依存するからです。
誤った前提で使われたAIは、もっともらしい形で誤った道を示します。
つまり最終的には、意思決定の質はAIではなく、人の意思決定能力に依存します。
そのため、
行動力 × 意志の強さを持っている人の中でも、
複数の職種・視点を横断できる人の方が、判断に関与できる確率が高いのです。
結果として、
AIに代替されにくいポジションに立てる可能性が高くなるのです。
PMMは「最強の職種」ではない
ここで誤解してほしくないのは、
PMMが万能職種だ、という話ではありません。
PMMは、
市場・顧客・プロダクト・事業をつなぎ、
判断を前に進めるための“構造”
です。
つまり、
営業一本でも
マーケ一本でも
PMM的な視点を持ち、
判断に関与し、行動し続ける人は価値を発揮できます。
ただ、最初から複数の職能を跨ぐ前提で設計されている分、
PMMはAI時代のキャリア設計と相性がいい。
それだけの話です。
まとめ:AI時代に残る人の共通点
最後に整理します。
AI時代において重要なのは、
行動力 —— 不完全でも前に進む
意志の強さ —— 何をやるかを自分で決める
判断への関与 —— 単独スキルに閉じない
この3つです。
単独スキルでも生き残る人はいます。
ただし、確率論で見れば、
行動力と意志を持ち、
職種を跨いで判断できる人の方が、
AI時代を生き抜ける可能性は高いのです。
Prodelia PartnersがPMMや複合スキルに向き合っているのは、
この「確率を上げる構造」をつくりたいからです。
AIが仕事を奪う時代ではありません。
判断から降りた人から、仕事を失う時代です。
そしてその判断に立ち続けるための一つの選択肢が、
PMMという考え方なのだと、私たちは考えています。
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